金芽米とは
金芽米は特別な精米方法により、胚芽の口ざわりの悪い部分だけを取り除き、栄養豊富な亜糊粉層(あこふんそう)は残したお米です。
収獲したお米から籾殻をはずしたのが玄米。その玄米は、外から果皮→種皮→糊粉層(脂質やタンパク質)→亜糊粉層(デンプン、タンパク質)→胚乳(デンプン)で構成されていて、胚乳がいわゆる白米の状態であり、それ以外の部分は糠です。
亜糊粉層は糠皮に強くついていて、これまでは精米時に糠を落とす際に一緒に取り除かれてきました。しかし、栄養価が高く、上質な甘味、うま味の元を作り出す層です。
この亜糊粉層を残した金芽米は栄養価が高く、おいしさの点でもすぐれています。
金芽米は無洗米
金芽米をとぐと、せっかくの亜糊粉層が失われやすいので、無洗米に仕立てられています。
ふつうの米はとぐときに割れた米などが失われるので、1合の米も、といだ後は1合より少なくなります。無洗米の場合はとがないので、量が減らないので、ふだんよりもお米を計るときに少ない量にしないと水の量が合いません。
したがって、専用のカップでお米を計るか、ふつうのカップでお米を計った場合はお米1カップにつき大さじ2~3杯を足します。
炊き方は普通のお米と同じ
金芽米は硬い糠皮はついていないので、炊き方は普通のお米と同じで、1時間ほど浸水してから、ふつうのお米と同様に炊きます。
7 月 22, 2013 カテゴリー: 252 無洗米, 金芽米 | Permalink
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